ギリシャのModderチームAtmizoneの素晴らしいMOD
ギリシャのAtmizoneのユニークな機構のMOD、Rollerの3周年記念モデルです。
記念モデルということで通常のRollerからスイッチ部分がハイパフォーマンススイッチに、スプリングと510コネクターがロジウムコーティングされたものに換装されています。
こんな箱で届きます。
Atmizooがブランド名になるようです。
開けてみましょう
Roller 3 SEにはいくつかバリエーションがあります。これはステンレスのポリッシュにマットをアクセントで入れているモデルになります。
スイッチ機構は複雑でメンテの必要があるまではバラしたくないので、軽く分解していく程度にします。
白いスイッチユニットはハイパフォーマンススイッチで採用されたPEEKの色です。通常モデルでは黒になります。
そしてこの筒、実はテレスコピックになります。
Atmizoneではリトラクタブルチューブと呼んでいるようです。
更にボトム部分がバラせます。
ボトムにスプリングがありますが、通常モデルはブラスになります。
チューブを立ててみてみます。
極端に薄く作られています。このためテレスコピックでありながらかなりスリムで軽量に仕上がっています。
510コネクターを見てみます。
中にネジが見えます。これでコンタクトの長さを調整します。最近は殆どがスプリングロードなのでなかなか珍しいですがなれてしまえばどうということもありません。
他の付属品を見てみます。
バネ、ベアリング球、保証カード、マニュアル、ブラス製510クラシックコネクターがあります。
510コネクターはコインでねじってやることで交換が可能になります。最初から付いているのはロジウムコーティングされたリセスコネクターになります。
こんな感じ。クラシックコネクターは510側から吸気する必要のあるアトマイザーを使うときに使います。最近のアトマイザーは510側から吸気することはないのであまり使うことはないかと思います。
こんな感じで僅かに飛び出すことで隙間を作りエアフローを確保します。
Rollerはスイッチ機構がかなり特殊で、ロックというか、非通電モードと通電モードがあります。
横に向いていると非通電モード。この状況でスイッチを押しても通電しません。
ひねってやって通電モードに変更します
この位置にすると通電モード。スイッチを押すと通電します。
それぞれの位置にほんの僅かの抵抗があり、スイッチは勝手にくるくる回らないようになっています。どうもこの抵抗にベアリング球を使っているようです。素晴らしいギミック。
スイッチストロークはやや深目なのに滑らかで気持ちよく、重すぎず軽すぎずの絶妙な仕上がりになっています。
持って使って楽しいMOD。素晴らしいの一言です。
購入先:Atmizoo