タンクアトマイザーの真打登場
タンクは中央部分がメタル、グラス、とあと全体をポリカーボネート製のクリアタンクにすることができます。この写真ではグラスタンクにしてあります。
グラスとメタルの場合、中央部分が若干張り出した形になります。樽型ですね。
とにかくパーツが多いです。荒っぽく分割した写真を掲載します。
左上から下方向、ドリップチップ、ドリップチップアダプター兼チャージキャップ、トップキャップ。
右上から下方向、タンク固定用ナット、アッパータンク、ミドルグラスタンク、ボトムタンク。アッパーとボトムにはシーリングのためのOリングが埋まっています。
ミドルタンクは金属製のものも別途添付されています。というより、一番最初はグラスではなくメタルタンクで組まれて納品されます。
左上からチムニー。右上エバポレーションチャンバー用パーツ、コイルデッキ、リキッドコントロール用ばね、アトマイザーベース。コイルデッキやアトマイザーベースはまだ分解できますけど、この辺で。
コイルデッキとアトマイザーベースはジュースコントロールを兼ねます。
こうなるとジュースがデッキ内に入り込まないようになります。
こっちはジュースチャネルフルオープン。違いが分かりますか?
この赤枠内、ちょっと上に上がってますね。これがチムニーのジュースチャネルを塞ぎます。
ジュースチャネルはアトマイザーベースを持ちタンク部分を反時計回りに回すと閉じ、時計回りに回すと開きます。
バッテリーから取り外すときには自然と閉じるように、バッテリーに取り付けるときは開くようになっているのです。頭いいですね。
チムニーを裏から見たところ。外周部の6つの穴がジュースチャネルです。
チムニーはタンクパーツと一体化します。
トップキャップまでついているところ。このチムニーの周りにリキッドをチャージしていきます。
真ん中にリキッドが入り込むと漏れます。チムニーから効率よくコイルを通ってエアホールに落ちるわけですからそりゃそうですよね。
ちょっと隙間が狭いので普通のドリップボトルだとチャージは大変です。
アトマイザーベース+コイルデッキはこの中に入り込みます。
エアフローコントロールがちょっと面倒です。組み上げた後、510のポジティブピンをドライバーを使って外し、中のパーツをドライバーで回してやることでエアフローをコントロールできます。一度セットアップしたらそうそういじるものではないのでまあこれでもいいんでしょうけども、どうなんでしょうね?
私はデフォルトのフルオープン以外興味が無いのでいじっていません。
味はとにかく一級品、漏れにくいどころかジュースチャネルを全閉にしてしまえばリキッドが入り込まないので漏れません。タンクにリキッドが残ったままコイルデッキにアクセスも、上下逆さまにした状態でコイルデッキ部分だけを抜くことができるのでできなくはありません。いろんなところが同じ方向のネジなので、間違えて違うところが緩むとひどい目にあいますけど。
価格もそれなりにしますが、十分その価値のあるタンクです。
最近はずっとKayfun V4なのでなかなかレビューが書けませんでした。このレビューの写真も使用中に無理やりバラして写真を撮っています。
味でいうならGenesisのほうがくっきりとおいしいのですけども、なんせ巨大なタンク容量がリキッドチャージ比率を下げてくれるので、ダラダラと吸うときにはとても楽なのです。
購入先:VaporCone
記事内の写真はすべて私が撮ったものです。