さすがハイエンド。
これだけショートで2.5mlのタンク容量、実はエバポレーションチャンバーはこの分割点よりも上、ドリップチップアダプターとほぼ同じ大きさの空間です。
これだけ狭小だと濃厚な味が期待できます。
そして期待を裏切らない濃厚さでした。
軽く分割の1、左上から下へドリップチップ、トップキャップ、アトマイザーデッキとタンク。
ポジティブピンはここから抜けます。ネジ止めではないので無段階でポジティブピンの出方をコントロールできます。
完全に抜き取り、タンク部分を真上から撮ってみました。赤いものはリキッド注入のガイド栓です。
スリットがありますが、そこにコインを入れてねじることでデッキが開き、タンク内にアクセスできるようになります。
タンクのふたを裏から撮ったもの。タンク内にアクセスが簡単にできるので洗浄はかなり楽です。
メッシュはこのサイズ。2×5cmくらいです。しっかり焼いて酸化被膜を作り、ポジティブピンにきっちり巻きつけます。
巻きつけた後はピンから抜いておきます。なぜならピンはまたタンクの下から刺さなければならないからです。
ピンを戻してウィックを刺したところ。あとはカンタル線を巻いてやればいいのですが、ポジティブの固定がちょっと特殊です。
付属のバネで挟み込むので、太い線では通りません。やってみたのですが30GAは無理でした。家にはそれより細いのは34GAしかなく、そのままだと抵抗値が高くなりすぎるのでTwist by Twistにして5巻きしました。
味は予想通りものすごく濃く、ミストも豊富でとてもおいしいです。
高さはHellfire Shorty with 510 Connectionのほうが小さいのですが、タンク容量でIn’Ax MkIIRが優位で、味の出方は甲乙つけがたい。
間違いなくトップクラスのGenesisアトマイザーだと思います。
購入先:PromistVapor
記事内の写真はすべて私が撮ったものです。