巻き直したりして、いろいろ評価。
RSST-Cは現在マスプロダクトの主流であるクリアロマイザーに対抗する意図を持った意欲的なアトマイザーだと思います。
センターウィックのアトマイザーなんですが、コイルコア部分がそのまま引っこ抜けるのでセットアップがかなり楽です。これはコイル部分を別途交換販売するための構造なのでしょうけども、リビルドするときには狭いところで作業する必要がなくなるためにかなり楽になります。
これについてはいままでに私が使ってきたGenesisアトマイザーの中ではトップクラスにリビルドが楽です。
アトマイザーの味の濃さは、狭いチャンバー、ウィックとエアホールは近接、エアフローは一直線、などいくつかの法則があるわけですが、このRSST-Cは広いチャンバー、センターウィックのためエアホールからウィックは等しく遠い、サイドエアフローと実にハンデが多く、Genesisにしては味が薄めに出ます。
普通のクリアロマイザーより味がクリアに出ておいしいのですが、Hellfire Shorty with 510 ConnectionやCHIMERA、StormRider 2.3のような一線級のGenesisに比べると数段落ち、同じセンターウィックのUD AGA-T3と比べても若干落ちます。UD AGA-T3はトップキャップが狭く絞ってあり、エアホールからウィックまでの距離が短い状態になるので濃く味が出るのでしょう。
ほかにもタンクがばらせないので洗浄が難しいタンクはばらせないことはないけどもパッと見ばらし方が分からない(実際私はわからず、これはこのまま洗浄するのかと憂鬱になっていました。コメントありがとうございます)とかエアフローコントロールになんの意味があるのかわからないとかプリメイドコイルがサブΩコイルしかないなどのネガティブはあります。
それでもRSST-CはGenesis入門としては最適に近いところにいるかと思っています。
- 安価
- ガラスタンク
- プリメイドコイルがある
- コイルコアを抜いてリビルドできるので狭いところで苦労しない
特に4.は特筆すべき点です。私が扱ってきた中で一番リビルドが難しいのは実はUD AGA-T3で、カンタルワイヤーのネガティブ側固定に苦労します。RSST-Cでは同じセンターウィックでありながらコイルコアを引っこ抜いて作業できるため、固定に苦労することがありません。
そもそも吊るしの状態でお手軽にGenesisのクリアな味わいが手に入り、しかもメーカーからコイルが提供されるので自分でリビルドする必要もない。
これってほとんどクリアロマイザーと同じですね。実際クリアロマイザー購入の時の選択肢の一つとして十分戦えるポテンシャルを持つアトマイザーだと思います。
こんにちは
楽しく読ませていただいてます。
大変参考になりました。読みながら自分もリビルドさせていただきました。
意外と簡単でしたが、安く手に入るのならば純正コイル買うかもです(^_^.)
エアホールが広すぎるので、自分で1.2mmぐらいの穴を開けなおしたら
スカスカ感が無くなりいい感じになりました。
タンク(ガラスの部分の事ですよね)ですが、めっちゃ硬いですが、ウイックの入る
中空の棒がネジになっていてねじれば外れます。
自分は、両手にゴム手袋しないと硬くて無理です。(^_^.)
楽しいブログたのしみにしています。m(__)m
コメントありがとうございます。
タンクについて記事を更新しました。
エアホール、トップキャップが薄いので自分で開けてしまえば確かに幸せになれそうです。私は工具の持ち合わせがないので1穴を半分にするようにして使っています。
このコイルコア、実際はメーカー製のコイルを売るための構造なのでしょうけどもリビルドが簡単にできるよい構造だと思います。
純正コイルが手持ちにないときの最後の手段としてのリビルドが簡単にできるのは、みんなが幸せになれる可能性があると思っています。
いつもお世話になっております。
トップキャップですが、RSST との互換性は無い感じでしょうか?
コメントありがとうございます。
RSSTが未所持なのでちょっとわからないです。すみません。
トップの厚みはペラっペラなのでOリングの調整で行けそうな気もしますが、確実なことは言えないです。
RSST のトップキャップもペラッペラです(笑)
行けるかもですね。