しばらく使ってみて
- 丁寧な表面処理
- 超音波洗浄並びに高温スチーム殺菌後出荷するため使用開始時の分解洗浄不要
- 適切なパーツ点数とOリングによるシーリングで、リークフリー
- ガードパーツによるスピットバック防止
- リキッドの種類を選ばないガラスタンク
- タンク保護のためのメタルスリーブ
- 無段階エアフローコントロールと2つのサブΩコイル
- バリエーションのあるエアフローリングでのアクセント
- ファクトリーコイルでありながら豊富なミストと高解像度
実にいいバランスでまとまっているのですが、いまいちな点もそれなりにあります
コイル選択肢の狭さ
LabのスプリングレスPTCモードやDingo/Rollerに後付するBugといったプロテクト機構を組み込んだAtmizooのMODに載せた場合、0.3Ωはプロテクト対象となるため選択肢に入りません。必然的に0.8Ω一択となりフルオープンでのドローは選択肢としてなくなります
普通のMODとの組み合わせならば問題はありませんが、統一感を出すと安全性をオミットするかどうかの選択を迫られます
ボトムフィル
トップフィルでコイルアクセスも可能、というのが昨今の流れですが、コイルアクセスを優先してかボトムフィルになっています
代わりにトップキャップが薄くなり高さは低く押さえられてはいますが、このあたりはどちらがいいのかは微妙なところです
タンク容量
おそらくTPD対応の2.0mlを見据えての2.6mlタンクなのだとは思うのですが、サブΩタンクならばもう少し欲しいところです
ただ大きくなると今度は不格好になるかも。難しいですね
結構マイナス点もありますが、それ以上に美味しくて漏れなくて頑丈でメンテナンスがやりやすいよいタンクです
入手の壁として海外通販がありますが、それが壁にならない方にはおすすめできるいいタンクですね