永遠という名のアトマイザー
箱凹んでいました。ちょっと残念。
開けてみましょう。
上から順、左から順で説明していきます。
eGo-Tタンク
交換用シリコンキャップやウィック
eGo-Tモードボディ、アトマイザーデッキ、ドリップチップ
アトマイザーキャップ(通称竹槍)、eGoスレッドカバー、ドリッパーモードボディ
Eternityはタンクモードとドリッパーモードを持つユニークなアトマイザーになります。そのため構成パーツが多くなります。
アトマイザーデッキを見てみましょう。
ボトムエアフローです。デッキのまわりにくぼみがありますが、ここはリキッドのウェルになります。ドリッパーモードやタンクモードで余ったリキッドはこのウェルにたまります。長く作られたシリカウィックはこのリキッドウェルに到達し、貯まったリキッドを吸い上げる機構になっています。
竹槍をつけます。
竹槍にはメッシュが通してあり、eGo-Tのタンクホールからウィックへリキッドを誘導します。ドリッパーモードの場合はまわりの穴からウェルへリキッドを落とスようにできています。
Eternityのレビューの殆どがドリッパーモードでの紹介ばかりなので、今回はタンクモードでセットアップしてみます。
eGo-T Type Aタンク用のボディになります。ドリッパーモードの場合は510ドリップチップに合わせるためもっと細く絞られます。
eGo-Tタンクはこのシリコンキャップで蓋をします。未使用時は完全密閉になり、先ほどの竹槍でキャップ中央の切り込み付き部分を貫通させることでリキッド供給を開始します。
こんな感じ。リキッドはKoi-Koiの雨流れを入れてみました。
今回はTF-1で使うので、eGoスレッドカバーも使います。
eGoスレッドカバーはスレッドを隠すだけではなく、細い510での接続にすべての力がかかることを防ぐためにあります。eGoバッテリーにEternityを載せる場合は必ず使いましょう。なんせ510接続部がとても弱いのです。
Eternityは510から吸気するのでスレッドカバーに小さなエアホールがあります。この程度ですからドローはかなり重たく肺直でのドローはかなり厳しいです。
こんな感じで仕上がります。TF-1のステンレスだとちょっとボディが浮きますが、eGoコントロールヘッドがポリッシュよりなのでまあまあなんとかいける感じですね。
eGo-TタンクモードでもEternityはかなり美味しいです。予めセットされていたコイルの抵抗値は1.8Ω。eGo運用では標準抵抗程度ですがしっかりといい味がでます。
どうしても脆かったり、32GAという細いワイヤーでしかリビルドできないため結果コットンウィックはおそらく絶望的などのネガティブ要素満載ですが、14mm径の狭小チャンバーが生み出す濃厚な味わいはそのネガティブを押しのけるだけの要素であると信じています。