一部に熱狂的なファンを持つリキッドですね。
おなじみのこのおじさんのリキッドです。
コーヒー・クリーム・タバコとされていますが、実に複雑な表情を見せます。
低温あるいは高抵抗で焚いた場合、コーヒーが前面に押し出され、クリームはヒントノートとしてコクを裏打ちし、タバコフレーバーはヒントノートよりもさらに奥へ下がり吐いたあとしばらくしてから苦みとコクを作り上げます。
逆に高温あるいは低抵抗で焚いた場合はタバコフレーバーが前面に出てきてコーヒーがヒントノートに下がり、吐いたときにわずかに揺蕩う深みを演出します。
私はタバコフレーバーはあまり好みではないので、高抵抗(とはいえ1.6~1.8Ωあたり)でゆったりと味わっています。
チェーンしたときに若干その苦みとコクがしつこく感じてしまうので、少しだけメンソールを添加し後味を軽くしたものをMicroDripで味わうのが今の幸せです。